高校1年生向け 英単語帳の選び方とオススメ英単語帳5選

4月から高校に上がるけど何を勉強したらいいか分からない、やる気が起きないという人は多いのではないでしょうか??
そんな方はまず英単語帳を見るところから始めましょう。そこで今回は初めての英単語帳の選び方と1冊目にオススメの英単語帳5つを紹介します。

英単語帳の選び方

最初の英単語帳はとにかくモチベーションが上がりそうなものを選びましょう。そのため語数が多すぎるものや分厚すぎるもの、情報が多すぎるものはNG。読みやすさやビジュアルで選びましょう。英単語帳はこれから先、長く使っていくものなので愛着が湧くかどうかが一番大切です。これからの勉強のお供だと思ってやる気が出やすいものを選びましょう。

自分のレベルに合っているか

最初の単語帳で難しすぎるものや語数が多すぎるものはNG。早慶に受かった人が使っていたという情報を鵜呑みにして難しすぎるものを使うのは非常に危険です。「単語王」「鉄壁」などが難しすぎる単語帳の代表です。(英語が得意な人やもうすでに1冊単語帳を終わらせている人には非常にオススメです)

語数は適切か

語数は多ければ多いほどいいんじゃないの?と思うかもしれません。たしかに1冊の単語帳に多くの語彙が入っていたら多くの語彙が習得できます。しかし英単語は何度も繰り返すうちに覚えていくもの。1周に時間がかかりすぎて何周もできなかったら本末転倒です。そのためDataBaseやstockは避けましょう。1000語~2000語程度がオススメです。

ビジュアルは読みやすいか

1単語1訳で覚えやすいもの、1ページ10単語で1日に覚えるべき単語数が分かりやすいもの、例文付きのものやイラスト付きのもの、フレーズ付きのもの、様々な種類のものがあります。その中で自分が一番覚えやすいもの、色合いが好きなものを選びましょう。

初学者向け、オススメ英単語帳5選

ターゲット1900

無駄のないシンプルさで選ぶなら「ターゲット1900」。
英単語帳の定番で最も人気な単語帳といえるでしょう。品詞別の出る順に並んでおり、品詞の役割を理解しながら、優先度の高い単語を学ぶことができます。
また、ターゲットの最大の特徴は見やすさとシンプルさにあります。左側のページに単語1語につき1訳、右側のページにその例文が載っています。
ターゲット1900は全編のほとんどがこのレイアウトになっています。

システム英単語

フレーズで覚えたいなら「システム英単語」。
「シス単」も「ターゲット1900」と同様、品詞別、出る順配列の単語帳です。

ターゲットと比べると情報量が多く少し見づらいですが、「ミニマルフレーズ」で効率よく覚えることができます。これは完成された1文ではなく5語程度のフレーズで、理解できる最低限の英単語を使った使用例です。

単語の実用的な用法を無駄なく習得でき、例文は読む時間が無駄と感じる人や例文では覚えにくいと感じる人には非常にオススメです。

必携英単語LEAP

出る順であるところはターゲットやシス単と変わりませんが、こちらは品詞別ではなく関連性のある語でまとまっています。テーマ別に単語をグループ化しているため、関連付けて覚えやすく、かつ類義語との違いが分かりやすく掲載されています。しかし情報が多いため見づらく、慣れるのに少し時間がかかります。

FORMULA1700

あまり有名ではありませんが、非常にオススメの英単語帳です。ターゲットと同じくらい、もしくはそれ以上に無駄がなくシンプルな単語帳で、左のページに1語1訳、右のページに例文が載っています。

単語の意味を覚えるために必要最小限の情報だけが掲載されており、重要な語1700語をスピーディーに覚えられるように工夫されています。

ターゲットと同様に1語1訳が基本ですが、複数の訳語が割り振られている単語については、見出し語の意味から考えて訳語を導き出すという方法が解説されています。

どのページも1ページに10語となっており、1日にどこまで覚えればよいかが分かりやすくなっています。また読みがカタカナで振ってあるのも特徴です。マーチレベル以上を目指すには覚えきっても足りないかなとも感じますが、1冊目としてはやり抜きやすく非常にオススメです。

速読英単語(入門編)

この単語帳は上記4つの英単語帳とは使い方が異なる単語帳で、覚えるものではなく多読多聴するものです。上記4つの単語帳のどれか1つにプラスして使ってください。

速読英単語は本来、「長文中で英単語を覚える」をコンセプトにした単語帳で100~150wordの長文が56文、収録されています。入門編は、中学校で習う単語と高校単語の基礎的なもので構成されています。

この単語帳は覚えるというよりも英文を読み、単語の使い方を理解するものです。この単語帳で覚えていない単語をチェックしながら長文を読むことになれましょう。

1度、文の構成を意識しながら読んだら、音読とリスニング(無料で音声をダウンロードできます!)を繰り返しましょう

私は必修編を使いましたが、1文につき計30回は音読とリスニングを行いました。このように同じ文を何度も音読することによって英語を英語のまま理解することができます。

まとめ

この記事ではオススメの英単語帳を紹介しましたが、基本的にどの単語帳も大学受験に必要な単語を網羅しています。また、英単語を覚える上で1番大切なことは、どの単語帳をやるかではなく、単語帳をやり抜く意思です。そのため単語帳は見やすい、覚えやすいなど、やり抜きやすいものを選ぶとよいと思います。

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